基本的に、女性は夢を語る男性が嫌いではありません。
自慢する男性は嫌われるといいますが、だからといって夢を語ることまでやめるのはよくないのです。
女性には夢を語ったほうがいい理由と、女性に夢を語るときの注意点についてお話しします。
女性は向上心のある男性を見極める
女性は夢を語る男性に、向上心や将来性を見ています。
現時点で完成されていなくても、将来完成した男性になってくれるのではないかという期待値を見極めているのです。
今は楽しくても、将来のことを考えられない男性では女性も不安になります。
たとえ今あなたがフリーターだったとしても、「やりたいことがないからバイトしてる」と「司法書士を目指してるから、司法書士事務所でバイトしてる」では、女性の受け取り方は全然違います。
女性に夢を語るということは、女性に安心感を与えるということとイコールです。
女性を安心させてあげるというマインドを持って、夢を語るようにしてみてください。
30代以上になったら夢も現実的に語る
あなたが30代以上であれば、夢も現実的に語ることが大切です。
いくら夢といってもある程度の年齢の男性が、「俺はギターに命賭けてる。メジャーデビューして第二のB’zになってやる!」と言っていては問題です(ギターを諦めろという意味ではありません。第二のB’zになるくらい演奏が上手いなら、ギター講師やスタジオミュージシャンの仕事も出来るでしょうということです)
これを踏まえて自分なりに語れる夢を考えてみてください。
例としては、
- 営業成績でトップになって独立したい
- 新規プロジェクトを成功させたら昇進できるかもしれない
などがあります。
- 都心にマンション買いたい
- フットサルコートを経営して子供に教えたい
なども夢です。
仕事の例が多くなってしまいましたが、女性は社会的に立場の高い男性は嫌いではありません。本能的に群れのボスやリーダーに惹かれる性質があるからです。
繰り返しになりますが、女性を安心させてあげるという視点を忘れないようにしてください。
女性は男性を総合的に判断している
夢を語るのは将来のあなたがどうなりたいかを見せることですから、総合的な判断でプラス要素を与えることができます。
女性は「この人は将来、自分の子供の父親としてふさわしいか」というように、男性を総合的に見て判断しているからです。
子供好きや、ペットを可愛がる男性が女性受けがいいのは、本能的に「自分の子供の父親としてふさわしい」と評価されているからです。
女性は総合的に判断しているから、イケメンだけどモテないという事態が起こるのです。
美人の女性はそれだけでモテてしまいますが、男性は美しい女性ならそれ以外のことが問題にならなくなってしまうためで、男性は総合的に判断していないと言えます。
100%自分にかまってくれない人を愛するいじらしさ
女性が夢を語る男性にプラス要素を感じるのは、女性は「この男を手に入れたい」と頑張っている状態が心地よく感じる生き物だからです。
「100%自分にかまってくれない人を愛するいじらしさ」が気持ちいいのです。
イメージとしては、
女性がそんなあなたの横顔を見つめている
という感じです。
女性は「私以外のものに向かっているあなたを私に振り向かせたい!」状態が嬉しいので、実際にあなたは好きな女性のほうを向いているとしても、女性だけを見ていないように偽装することは重要です。
女性は「私のことしか目に入らない男性」に魅力を感じない生き物だからです。
「私のことしか目に入らない男性」に魅力を感じない
好きな女性ができると、あなたは女性から見て次のような状態になっていると思います。
- 私のことを24時間考えている
- 私の言うことは何でも聞いてくれる
- 私が誘えば他の予定をキャンセルしてでも会いにくる
これは一見、女性にとって嬉しいことのようですが、これが相手に伝わると女性はあなたに魅力を感じなくなってしまうことに注意が必要です。女性は本能的に追いかける恋愛がしたい生き物だからです。
「周囲に女性がいそうな男性はモテる」とか「男性は結婚するとモテる」と聞いたことがあるかと思いますが、これは本当です。どこか自分の手に入らなさそうな要素を持つ男性のほうが欲しくなるのが女性だからです。
女性は最初から手に入っている男性には魅力を感じてはくれないのです。
恋愛は価値の与え合い
恋愛は価値の与え合いです。価値と聞くとすぐにお金を連想してしまうかもしれませんがそうではありません。
恋愛における価値とは例えば次のようなことです。価値を魅力と置き換えるとわかりやすいかもしれません。
- かわいい
- 一緒にいると楽しい
- 一緒にいると癒される
などです。あなたは好きな女性が持つこのような価値の影響を受けています。そして、あなたが好きな女性に価値を感じているように、女性があなたに価値を感じてもらえるようにならなければ恋愛はスタートしないのです。
まずこのことを理解する必要があります。
究極的にこの世で最も価値のあるものは、手に入らないものです。
たとえピカソの絵画でも、それが各家庭に一枚ずつあるようなら現在のように高額ではないはずです。
「俺は女性から見て価値のある男か?」という視点で自分を見ることが大切になります。
7回デートしたのに、女性に価値を与えられなかった男性がどうなったかはこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら
いかがでしたか?
女性は基本的に夢を語る男性は好きです。
夢を語ることで「あなたは自分の夢を見つめていて、女性がそんなあなたの横顔を見つめている」という図式が成立するようになります。
完全に手に入っていない男性になることで、女性に価値を与えることが出来るようになります。