女性を褒めるとき、簡単に「可愛い」と言ってはいけません。
可愛い女性は「可愛い」と言われ慣れてるもの。可愛いと言われても嬉しくないし、喜んでもくれません。
可愛いと言われ慣れてる女性の心理と、可愛い女性の正しい褒め方についてお話します。
またか……
僕には身長が180cmくらいある友人がいます。羨ましい限りなのですが、本人に言わせるといいことばかりではないようです。
彼によると、
などと女性からよく言われるそうなのですが、本人はほとんど嬉しくないのだそうです。
本人としては「俺がどんな人間か知りもしないで、身長が高ければ誰でもいいの?」と思ってしまうとのこと。
彼の性格が悪いのでしょうか? それも多少はあるかもしれません。
しかし人間は、
- 同じことばかり何回も言われ続けている
- そんなこと言われなくてもわかってる
という状況になると褒められても「またか……」としか思わなくなってしまう性質があります。
たとえそこに好意が込められていたとしてもです。
1日100回同じことを言われたら
友人の身長の話を女性に置き換えてみます。
女性だって、鏡を見れば自分が客観的に可愛いかどうかは判断できます。
もちろん自分でそんなことは絶対に言いません。しかし言わないだけで自分はわかっています。社会的な通念上、謙遜しないとならないから言えないだけです。
そして、可愛い女性は子供のころから「可愛い」と褒められながら育っています。自分は可愛いというセルフイメージが出来上がっているのです。
あなたは勇気を振り絞って「か、可愛いですね……」と褒めたのかもしれません。しかし、言われた女性は1日100人から同じことを言われています。人生で何万回も同じこと言われ続けているのです。
正直言って、「ウザい」のです。
可愛い女性の正しい褒め方
そもそも、女性を褒める目的は何だと思いますか?
実は、女性を褒める目的は、感情を動かすことなのです。
可愛い女性に「可愛い」と言っても、「知っている」ので少しも感情は動きません。だからその褒め方は失敗です。
人の感情は、自分でも気付いていない点を、ふいに指摘された時に動きます。女性に「え?」という新鮮な驚きを与えられるのが、良い褒め方です。
あまり可愛くない女性に「その髪型似合ってて可愛いね」というのは良い褒め方ですが、可愛い女性の外見を褒めても驚きがありません。だから可愛い女性に「可愛い」と言ってはいけないのです。
気付いていない点を指摘してあげる
可愛い女性に対する正しい褒め方は、次のような感じで、女性が自分でも気付いていない点を見つけて指摘してあげることです。
「架純といると、たまにいい奴だなーって思わされるよね」
「いま一瞬、架純を尊敬しそうになったわw」
「架純って見た目はアレだけど、温かいよなーw」
「架純みたいに両親に感謝できるって大事なことだよね」
可愛い女性ほど外見を褒めるのではなく、彼女の内面や人間性を褒めるようにしてください。
本人がこれまで言われたことがないようなことを言うほど効果が得られます。
可愛い女性を褒める時の注意点
可愛い女性の内面や人間性を褒める際は、次の点に注意するようにしてください。
本気の好意を見せない
可愛い女性を褒める時に、本気の好意を見せてはいけません。
可愛い女性は、男性から好意を寄せられることに慣れています。自分は何もしてないのに勝手に惚れられて、言い寄られる経験を日常的にしているからです。
いくら女性の内面を褒めるにしても、「内面も綺麗ですね」などと言ってはいけません。
あくまで、「見た目はアレだけど、温かいよなーw」ような、冗談か本気かわからない形で褒めるのがポイントです。
自分を下げない
女性の内面や人間性を褒める時は、自分を下げてはいけません
自分を下げるような言い方で褒めると卑屈な印象になってしまうからです。
「あなたは(僕と違って)素敵な人だ」というニュアンスが出ると下僕になってしまいます。自分を下げて女性を崇拝してしまうと男性的ステータスが失われます。
女性は男性にある程度の自信や頼りがいを求めています。「たまに尊敬できる」のような意外性を持たせることで適度なバランス感覚が生まれます。
女性を褒めるのに一撃必殺の技はありません。ボクシングのジャブのように、何回も当てていくことが大切です。
7回デートしたのに、可愛い女性を「可愛い」と褒めてしまっていた男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか?
可愛い女性は「可愛い」と褒められ慣れています。
可愛い女性ほど外見ではなく、内面や人間性を褒めるようにしてください。
本気の好意を見せないことと、自分を下げないことに注意しながら、彼女の感情を動かしていってください。