自分を好きだった女性が離れていくのは寂しいことです。
しかしそれは不思議なことではなく、むしろ自然な現象といえます。逆に、なぜあなたは彼女が離れていかないと思ったのでしょうか?
自分を好きでいてくれる女性が離れる原因と対策についてお話ししていきます。
自分を好きでいてくれる女性が離れる理由
自分を好きでいてくれる女性が離れる理由は、そもそも「好き」という感情が理性を一時的に麻痺させる仕組みだからです。あなたを好きでいてくれた女性が離れたのは、麻痺が治まり理性を取り戻したからなのです。
理性で恋愛は出来ません。恋愛すればお金も時間もかかるし、悩みや心配事が尽きません。理性的・合理的に考えたら割に合わないことも多いです。しかし恋愛しないと子孫が残らないので、人間には麻痺という仕組みが備わっているのです。
特に女性は恋愛のリスクが男性より遥かに高いので、麻痺の効果がなければとても「そんなこと」は出来ません。その麻痺が解けたら我に返って「なぜこんな男と?」と思ってしまうのは無理もないことなのです。
女性のリスク
女性にとっての恋愛は、その先に妊娠・出産があるハイリスクな行為です。特に出産は生命を落とすこともある一大事なので、理性的に考えればそんな危険な状況は避けなければなりません。
また、現代の女性は働いている人が多く、妊娠・出産によってせっかく構築したキャリアも中断を余儀なくされます。金銭的・社会的な損失を考えれば、自分が不利になる選択はしたくありません。
このように、理性的な判断を優先していたら現代の女性は恋愛なんか出来ません。そんな彼女たちを損得抜きで恋愛に走らせる仕組みが「恋愛感情」です。恋愛感情で理性を麻痺させて子孫を残す。種としての人類の生存戦略です。
ただし、永遠に理性が麻痺しているわけではないので恋愛感情は必ず醒めます。彼女がふと我に返った時、傍にいるあなたを見てどう思うか? 理性を取り戻した彼女が冷静に判断して「ナシ」と思ったなら、彼女はあなたから離れていきます。
彼女を離れさせない方法
彼女を離れさせないためには、まずは彼女の恋愛感情という麻痺が切れるきっかけを与えないことが必要です。
その上でもっと本質的な対応をしていくことをお薦めします。
男性はゴール、女性はスタート
彼女の恋愛感情という麻痺が切れる原因のひとつに、男性は恋人をゲットすることがゴールですが、女性はスタートという違いがあります。
女性はこれから始まるあなたとの日々にワクワクしています。ドラマのヒロインのように素敵な恋愛を楽しみたいのです。男性としては目的を達成してホッとしているかもしれませんが、そんなのんびりしている場合ではないのです。
好きなのは120%のあなた
彼女をゲットするまで男性はかなり頑張ります。その頑張っている状態のあなたを彼女は好きになりました。つまり、彼女が好きなのは120%のあなたなのです。
しかし120%を維持することは出来ないので、付き合うと100%に戻ります。本来の状態に戻っただけなのですが、彼女は「愛情が薄れた」と感じます。これが、彼女の麻痺が切れるきっかけになります。
釣った魚に餌はやらないと思われないためにも、男性は彼女をゲットした後も頑張る必要があります。緩急の付け方を覚えるのをお薦めします。
人は変わることを受け入れる
上の2つはテクニック的な方法ですが、もっと本質的に彼女と長続きするための方法は「人は変わることを受け入れる」になります。
女性慣れしてない男性ほどロマンチストで、「いつまでも変わらぬ愛」とか本気で信奉していたりします。しかしそれは現実が見えてないだけなので、彼女と長続きすることは難しくなります。
恋愛という麻痺が切れるということは、人は変わるということです。「いつまでも変わらぬ愛」なんてないのです。人は変わるということを受け入れ、変わりながらも関係を維持させることが必要になります。「変わる」けど「変わらない」のです。
自分を好きでいてくれる女性が離れてショックを受けるということは、その女性はずっと自分を好きで離れていかない、つまり「変わらない」と信じていた証拠です。そんなわけないじゃないですか。人は変わるものなのです。
はっきり言って恋愛関係がずっと続くということはないので、どうしてもずっと一緒にいたい彼女がいるならきちんと結婚して身を固めることをお薦めします。
1つの家計で子供を育てるパートナーという関係で正しい努力をすれば、彼女とずっと一緒にいられます。母親になって逞しくなった彼女を大切にしてあげてください。
7回デートしたのに、彼女が変わっていたことに気付かなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか?
自分を好きでいてくれる女性が離れる理由は、恋愛感情という麻痺が切れて正気に戻ったからです。
理性的・合理的に考えれば恋愛・妊娠・出産にはリスクが多いので、種の保存のために麻痺という仕組みが備わっているのです。
人は変わるものなので、その前提で形を変えながらも続いていくための努力が大切になります。