頭ぽんぽんは、少し前に一世を風靡した女子をキュンキュンさせる行動のひとつです。壁ドン、顎クイと同時期に流行りました。
しかし、頭ぽんぽんすればモテるというものなのでしょうか?
女性は頭ぽんぽんされると実際どうなのかについて、女性の立場から見ていきたいと思います。
頭ぽんぽんは嬉しくない女性が多数派
実際のところ、頭ぽんぽんをされて喜ぶ女性は少数派です。
2015年に実施された未婚OL500人のアンケート調査結果によると、頭ぽんぽんにキュンとする女性は26.8%の134人でした。頭ぽんぽんされても嬉しくない女性のほうが多数派なのです。
頭ぽんぽんが流行した理由は、漫画のシチュエーションが素敵だったから。漫画の描写ではぽんぽんが優しく感じられ「頭ぽんぽんされてみたらどうだろう?」という女子の憧れに一気に上り詰めたのです。
しかし、実際にされてみると想像していたものとは違うと感じた女性が大多数。せっかくきめたヘアスタイルもぐちゃぐちゃになってしまう可能性があるでしょう。
そもそも、頭を触られたからといって相手を好きになったりするようなものではないのです。
頭ぽんぽんの反応は好意レベルで変わる
頭ぽんぽんが女性に喜ばれるかどうかは、5段階の好意レベルで考える必要があります。
行動は同じでも、好意レベルが違えば良い結果にも悪い結果にもなるのです。
- 好き
- 好感
- 普通
- 興味なし
- 嫌悪
頭ぽんぽんは、好意レベル4「好感」以上の男性がやれば有効ですが、「普通」以下の男性はやると逆効果になります。
世間で女性がキュンとすると言われる行動の全ては、女性の好意レベルが高い男性にされると嬉しいという意味です。「これをやれば女性がドキドキするらしい」と覚えてやろうとすると大抵失敗します。
SかMか?
頭ぽんぽんにあたって、好意レベルと並んでもうひとつ見極める必要があるのが、女性の属性がSかMかです。
当然ですが、S女性にはやってはいけません。S女性の場合は、例え尊敬できる年上男性でも頭ぽんぽんは許せない行動だということです。好きな男性や彼氏からでも同じです。
撫で撫でだったとしてもS女性は拒絶するでしょう。なぜなら、撫で撫でするのはS女性側であり、男性はされる側だからです。支配するのはあくまでも女性だと理解しましょう。
頭ぽんぽんは「ドンマイ」「よしよし」といった雰囲気が出るので、するほうが目上の立場になります。このように主導権を取られて喜ぶのはM女性だけです。Mの女性は男性に支配されたい欲求があるため、頭を触る行動や慰め行動にも喜びを感じる素養があります。
ただし、既にお話したように、好意レベルが「好感」以上で、かつ支配されたい男性に限るので注意してください。
尊敬できる年上男性なら頭ぽんぽんは許容範囲
例外的に、頭ぽんぽんが受け入れられやすいのが、尊敬できる年上男性です。尊敬できる年上男性であれば、慰められても納得できるからです。
ただし、頭ぽんぽんが許容されたからといって、女性に好きになってもらえるわけではありません。それは男として見られているわけではなく、あくまで人間的に受け入れられただけだという点に注意してください。
頭ぽんぽんの正しいやり方
最後に、どうしても頭ぽんぽんしてみたい人向けにお話ししますが、頭ぽんぽんがしたいのであれば、まずは彼女を作ってください。脈アリで好意レベルを満たす女性であれば付き合う前に使ってもいいですが、頭ぽんぽんは女性を落とす手段ではないのです。
彼女化した後でも、Mでなければ頭ぽんぽんしてはいけません。年上彼女は少し見極めが必要で、自分が年上であることを気にしている女性であればぽんぽんしても大丈夫です。
シチュエーションとしては、やはり彼女が落ち込んでいるシーンに慰めるか、可愛いなと感じた瞬間に抱きしめながら軽くぽんぽんするかのいずれかです。
少しでもS気質のある彼女にはやらない方が無難です。
7回デートしたのに、間違って頭ぽんぽんしてしまった男性の末路はこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら
いかがでしたか?
頭ぽんぽんとは女性にとって漫画の世界だけの憧れです。現実世界で体験して嬉しく感じてくれるわけではありません。
頭ぽんぽんするかどうかは、必ず女性の好意レベルと、SかMかの属性で判断してください。
頭ぽんぽんは女性を落とす方法にはなり得ないので、間違ってもそれを切り札のように勘違いしてはいけません。