非モテほど優しい人が多いです。そして、女性は優しい男性が好きです。だから非モテはモテません。
一見矛盾していますが、実はこれは正しいのです。なぜなら、男性と女性で「優しい」の意味が違うからです。
優しい非モテほどモテない理由を学んでいきましょう。
優しい非モテ男性
非モテほど優しい人が多いです。でもなぜかモテません。「俺はこんなに女性に優しいのになぜモテないんだ?」と疑問に思っているかもしれません。
しかし、それでは今後もモテることは難しいです。
なぜかというと、非モテ男性の持つ優しさは、
- 過剰に親切でベタベタした「丁寧な優しさ」
- 自分を下げてご機嫌を伺う「卑屈な優しさ」
- 嫌われたくないから女性の言うとおりにする「自信のなさの裏返しの優しさ」
だからです。これらは女性が求める優しさとは違うのです。
確かに、女性は「優しい男性が好き」と言います。そして、それをまともに信じた非モテは、とにかく丁寧な卑屈さに磨きをかけて、余計にキモくなっていきます。ここに気付かない限り、優しい非モテがモテるようになることはないのです。
女性が求める優しさ
このように、非モテの「丁寧な優しさ」「卑屈な優しさ」「自信のなさの裏返しの優しさ」を嫌う女性は、一体男性にどんな優しさを求めているのでしょうか?
女性が求める優しさには、「表面的な優しさ」と「ギャップとしての優しさ」の2つがあります。
表面的な優しさ
女性は表面的な優しさを重視しています。表面的であるがゆえにやれば誰でもできるものですが、逆に、それすらできないと厳しく減点されてしまうのです。
表面的な優しさには、例えば次のようなものがあります。
- 女性がヒールを履いていたら歩くスピードを遅くする
- 食後やデート中に何度もトイレ休憩をうながす
- 冷房が寒すぎないか聞く
- お店のエアコンが強すぎたら店員にお願いして温度を上げてもらう
- エアコンの風が直接女性に当たっていたら席を代わる
- 2人でコンビニに行ったら女性に欲しいものを聞いて、自分1人でさっと会計を済ませる
- お店のドアは男性が空けて女性を先に入れる
- ソファに1個だけクッションがある時は女性に譲る
男性には意味がわからないかもしれませんが、女性と付き合いたいのならこういうことは出来るようになっておく必要があります。
YouTuberのラファエルはこういう表面的な優しさがとても上手です。女性はこういった目に見える優しさが大好きなのです。
表面的といっても、こんなことをしている非モテは見たことがありません。やれば誰でもできることなので、恥ずかしがらずに実践するようにしてください。
ギャップとしての優しさ
もうひとつの女性が好きな優しさは、「ギャップとしての優しさ」です。これは文字通りギャップが必要なので、いつも優しい男性は使えません。
具体的には、「いつも厳しい上司がふとした瞬間に優しく気遣ってくれた」みたいなギャップに女性はキュンときます。ヤンキーがお年寄りに席を譲ると評価が上がるのと似ています。モテたいからといって、女性にベタベタ優しくするのとは大違いです。
ベタベタ優しくしていたのであれば、今すぐやめるようにしてください。
女性はなぜ表面的なのか?
このように、女性が求める優しさは、表面的で外見的なものが多いです。女性はなぜこんなに表面的なことを気にするのか不思議に思う人もいるかもしれません。女性に「寒くない?」と聞くようなことは、やろうと思えば「演じる」ことができるからです。
しかし、選ばれる性である女性は、どうしても外見重視になってしまう傾向があります。「魅力的な女性」に求められるものが外的なものである場合が多いからです。
多くの男性は女性に、外見の美しさや、女性らしい仕草や、細やかな心遣いなどを求めます。しかしそれらは外見的な問題であり、一見内面のような「細やかさ」ですら実は外見的ということができます。
なぜなら、「女性らしい細やかさ」はかなりの程度マニュアル化できるものだからです。
「外から見てわかる形」であればいくらでも「演じる」ことができます。それならばやはり「外的なもの」のひとつといえるのです。
男性の優しさは女性の化粧
恋愛において、男性の優しさは女性の化粧のようなものです。
素顔を隠して、表面をより美しく見せるのが化粧です。それと同じように、男性は自分を良く見せるために「優しく」なるのです。自分目線ではなく、相手目線で考えることが重要です。
女性がしてほしいことを提供している男性はモテます。
自分がいいと思う優しさを見せるのではなく、女性が求める表面的な優しさを恥ずかしがらずに実践していくようにしてください。
7回デートしたのに、表面的な優しさを見せていなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら
優しい非モテがモテないのは、自分本位な優しさを提供しているからです。
女性が求める優しさには「表面的な優しさ」と「ギャップとしての優しさ」があります。
どちらもやればできるもので、本質的に優しいかどうかとは別のものですが、相手目線で女性がしてほしいものを提供する男性になることが大切です。