せっかく出会いの場に出掛けたのに、参加者の女性だけで固まり、男性がそこに入れなくなってしまうことがあります。
女性の連帯感は、時として男性を不快にさせることもあります。
なぜ女性は出会いの場に来ているのに女子だけで固まるのでしょうか？
女性は連帯感を求める生き物だから
まず最初に、男女の生物としての違いから考えてみます。
「男性は縦に並びたがる。女性は横に並びたがる」と言われます。
人類の進化の過程で、男性の祖先は集団で狩りをする時代がありました。集団を機能させるためには上下関係があったほうが効率よく獲物を狩ることができます。だから男性は縦に並びたがります。
男性が狩りに出ている間、女性は外敵から身を守るために女性同士でコミュニティをつくるようになりました。単独でいるよりも生存確率が高くなるからです。女性が横に並びたがるのはこのためです。女性同士で協力して自分と子供を守るために連帯感をつくりたがるのです。
このように、女性は女性同士で固まり連帯感を求める本能があり、現代の女性にもその遺伝子は引き継がれています。
「仲良くしなければならない」という呪縛から、気の合わない同僚とランチに行ったり、話の合わない友達と楽しいふりをしながら過ごしたりします。
職場の昼休みに銀行に行きたくても行けなかったりするのです。
このあたりのニュアンスがわからない男性は「嫌ならやめればいいのに」と思ってしまいますが、女性社会で簡単にそれをやめるわけにはいかないのです。
女性は選択肢が多いから
男性は自分から行動しないと女性と出会えませんが、女性は自分から行動しなくても男性からアプローチされています。
男性ばかりの職場や学校で、女性と出会いがない男性は少なくありませんが、男性とまったく接点がない女性はあまりいません。
美人の女性なら歩いているだけで声をかけられて大変です。SNSに登録しただけで知らない異性から友達申請やメッセージが殺到するのも女性ならではの現象です。
だから女性は、男性のように何が何でも今日この場で異性をゲットしようとは思っていないのです。
「男女の出会いの場なのにどうして？」と考えるのは完全に男性の目線です。そう考えてしまうのは当然といえば当然ですが、女性は男性よりも圧倒的に選択肢が多いという事実を理解しておきましょう。
女性は楽しむために来ているから
パーティーや街コンなど大人数の集まりの場合、出会いの場で新しい男友達をつくろうと思っている男性はまずいませんが、女性は「女の子の友達も出来たらいいな」と思っています。
だから近くにいる女性と仲良くなって盛り上がったら、それを終わらせてまで積極的に男性と知り合おうとはしません。
自分と話したそうな男性を横目で見ながら女性としか話さない自分のステータスレベルの高さを演出し楽しんでいるようにも見えます。
またほとんどの場合、男性より女性のほうが料金が安く設定されています。
男性よりも飲食の量が少ないという理由もありますが、金銭的負担が軽いことで「今日は女の子と盛り上がって楽しめればいいや」と気軽に方向転換できる要因としては大きいでしょう。
女性は年齢や肩書といった上下関係を気にする習慣がないからです。
女性はかつて社会的に弱い立場にあったため平等な権利を得たはずの現代でも、「自分たち女性は弱者だ」という意識が強く「強い男性」に対抗するため女性同士で団結しようとします。
男性がハズレばかりだから
合コンなど少人数の集まりで女性が女性同士で盛りあがってしまったなら、合コンに参加している男性陣に興味がないという意志表示です。
残念ですが、これは女性があなたに興味がないことを態度にまで出している状態です。一度こうなってしまったら何をしてもあなたのステータスは下がるだけです。
自分にアプローチしてくる男性に、
と感じた女性は、自分のステータスをどんどん上げていきます。
女性は自分よりステータスの低い男性を恋愛対象としては見てくれません。
そうなるとこの状況を挽回するのは非常に困難なので、このような状況にならないために日頃から自分自身の魅力を上げておく努力をするしかありません。
7回デートしたのに、女性が女性同士で固まる心理がわからなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか？
女性には「女の連帯感」があり、女性同士で固まろうとする生存本能が受け継がれています。
それに加えて、男性からアプローチされるので選択肢が多いという現実があります。
そのため出会いの場でも何が何でも異性をゲットしようとまでは思っていません。
この現象に対して女性を非難しても仕方がありませんので、女性から魅力的と思われる男性に進化することが大切です。
