一途な男が気持ち悪いと思われる本当の理由

一途な男が気持ち悪いと思われる本当の理由 女性心理

一途な男性というと好印象に聞こえるかもしれません。しかしそれは間違いです。

1人の女性を一生涯愛し続ける男性は映画などではヒーロー役ですが、現実はそう甘いものではないのです。

ここでは、一途な男が気持ち悪いと思われる理由をズバッとお伝えします。

一途と思い込みは紙一重

一途な男性と聞いて、あなたは何を思い描きますか? 何があっても1人の女性を愛し守り抜く、映画の中の男性像を思い描くかもしれません。確かにそれは間違いではありません。

しかし、それはスクリーンの中での話。実在する一途な男性の中に、命がけで1人の女性を守り抜くヒーローなどはまずいないのです。

多くの一途な男性は、好きな女性に一途なのではなく、自分の思いに一途になっている男性だからです。

つまりはただの自己満足のための思い込み。女性の幸せを願うのではなく、自分の思いを遂げたいだけ。

そのため、本来は好印象であるはずの一途な性質が、女性に遠ざけられてしまう結果に繋がってしまうのです。

一途な男性の特徴

では、一途な男性が女性から見てひたすら気持ち悪いのはどうしてなのでしょうか?

気持ち悪い一途な男性の特徴を見ていけば理解できます。

一途な男は自己中

一途な男は、自己満のために一途さを貫きます。ひたむきなのは自分に向けて。つまりは、「ずっと彼女を思い続ける」と自分に誓ってしまっているのです。

他の魅力的な女性に思わず惹かれたケースでは自己嫌悪に陥ってしまいます。そして、無理矢理な片思いでも彼女が一番だと自分に言い聞かせています。

思われた女性の方は大迷惑ですよね。頼んでもいないのに、ひたむきに思い込まれても気持ち悪いだけ。告白をいくら断っても、いつまでも想い続けられ、熱い視線を浴びるわけです。

これも全ては、好きな女性のための行動ではなく、自分の心を満足させたいが故の行動。

この手の男性は自己中に行動するため、ストーカーに発展しやすいことでしょう。

一途な男は粘着質

一途な男は粘着質です。

思い込みが激しいため、一度好きだと思い込んだら、自分のために命がけです。

好きな女性のために命がけにはならないのが特徴。女性に断られても、粘着質に付き纏うことでしょう。

「彼女と目があったから、両思いかもしれない」とひたすら目で追い、目が合うと狂喜乱舞します。

女性からすると単なる気持ち悪い男性だとわかるでしょう。

一途な男ほど女心を理解できない

一途な男は、基本的に片思いに一途です。そのため、恋愛経験が乏く女心をまるで理解していません。

女性が社交辞令で「嬉しい」と言っただけで、「彼女が喜んでくれている」と大きく勘違いします。しつこく褒められた行動を繰り返してしまうのです。

喜ばせた自分に酔っているため、彼女のためだと勘違いしてしまうこともあります。

例えば、好きな女性に花束をプレゼントしたら、「ありがとう。嬉しいです」と女性は社交辞令で誰にでも言うでしょう。しかし、一途な男性は「自分が特別に喜ばせた」と思い込みます。

そして、花束を贈れば彼女が喜んでくれると思い込み、ことあるごとに花束を贈って感謝を要求するのです。

わかりますよね? この一途な男性は女性を喜ばせているのではなく、自分を喜ばせているのです。

これでは気持ち悪いと感じられても無理はありません。

自分の価値観を押し付ける

そして一途な男性は最低なことに自分の価値観を好きな女性に押し付けがち。

例えば、運良く好きな女性と付き合えたなら、「自分がこれだけ一途に尽くしているんだから、お前も一途に僕を思わなくてはいけない」と考えてしまいます。

「僕が合コンに行かないんだから君も男性のいる飲み会には参加しないだろ?」と当たり前のように押し付けようとするのです。

全て自分のための行動です。こんな男性に女性が魅力を感じるはずはなく、はっきり言って気持ち悪いだけです。

女性が望む一途さとは?

では、女性は一途な男性が嫌いなのか?というと答えはイエスではありません。女性はやはり、一途な男性を求めています。

どういうことかと言うと、女性が求める一途さとは、男性が好きな女性や彼女を最優先するということであり、相手のことを考えているようで自分のことしか考えていない自分勝手な一途さではないということです。

彼氏が脇目も振らずにひたすら自分だけに興味を向けるのは、自分勝手な一途さであり監視されているようで気持ち悪いです。女性だって脇目を振るし、格好良い俳優を見れば「格好良いな」と感じています。

要するに、男性も女友達と食事に行ってもいいのです。美しい女性を見て「綺麗だな」と感じる心を隠す必要はありません。

自分にもっと正直でもいいということ。

しかし、女友達と食事をすることを隠したり、彼女を優先しない行動は許せません。美しい女性を内心「綺麗だな」と感じている心を隠して「全然美人じゃないよ」などと嘘をつかれることが嫌なのです。

どこにいても、いつでも、美しい女性といたとしても、正直に「やっぱり彼女が一番好きだな」と感じてくれる心こそが、女性の求める一途な男性と理解してください。


7回デートしたのに、自分勝手な一途さで愛していた男性の末路はこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら

いかがでしたか?

世間一般の男性の一途さは自分勝手な一途さですが、女性の求める一途さは、真の意味で女性を最優先するということです。

女性の求める一途さと男性の勘違いした一途さは異なります。

これからは女性の求める一途な男性に進化することが大切です。