女性が「どっちでもいい」と言ったから決めたのに不機嫌になることがあります。多くの男性はこの心理がわからず「女心は難しい」と唸ります。
しかし、こんな場合でも女心がわかるようになるコツがあります。このコツを掴めば、誰でも最適な対応ができるようになるのです
女心がわかる男性になる会話のコツについてお話していきます。
女性の卑怯な性質
まず最初に、基本として女性の卑怯な性質についてお話します。
実は、女心がわかる男性になるには、女性は卑怯だとわかった上でそれに対して感情を動かされないことが必須要件なのです。
ここで言う卑怯とは、「女性は責任を取りたがらず他人に決めさせようとする」とか、「女性は自分が悪者にならないことを最優先させる」といった意味です。これを女心と言います。
要するに、何がしたいのか、どうしてほしいのかはっきり言わないということですが、女性の意味不明な発言の多くは、「ああ、コイツ、俺に決めさせようとしてんだな」と考えると、おのずと意味がわかるようになってきます。
女性の意味不明な発言に対応できる、女心がわかる男性になる会話のコツを実際の会話例を挙げて見ていきたいと思います。
女心がわかる男性になる会話のコツ
どっちでもいいよ
さっそくですが、次の例を見てください。
女性「どっちでもいいよ」
男性「じゃあ、味噌にしよう」
↓
女性の機嫌が悪くなる
この会話で女性がなぜ機嫌が悪くなったのかわからない男性は女心がわかっていません。
男性が「どっちでもいい」と言うときは文字通り「どっちでもいいからお前が好きな方を決めてくれ」という意味ですが、女性はそうとは限らないからです。
自分が醤油ラーメンが食べたいときは、相手に「醤油ラーメン」と決めさせようとするのが女性です。
この場合であれば、
女性「どっちでもいいよ」
男性「醤油ラーメンは魚介ダシのスープであっさりしてるね」
「味噌ラーメンはコクがあって麺も太麺だからがっつり食べれそうだ」
女性「私は太麺は好きじゃないな」
男性「じゃあ、醤油にしよう」
このように、醤油ラーメンと味噌ラーメンの特徴を述べて女性がどちらを食べたいのか引き出すことが必要になります。実際、このようなケースは頻繁にあります。
「どっちでもいい」と言われたからといって言葉をそのまま受け取っているようでは、女心がわかる男性とは言えないのです。
雨降ってきた><
今日は待ちに待った初デートです。しかし待ち合わせ場所に出かけようとした瞬間、女性から次のようなLINEが来たとします。
この時あなたならどのように返事するでしょうか?
どう返事すれば女性の好意レベルを下げずにすむでしょうか?
もしわからなければ、
- 女性は責任を取りたがらず他人に決断させようとする
- 女性は自分が悪者にならないことを最優先させる
という基本原則に立ち返って考えてみてください。
このとき女性が言っていることを翻訳すると、「せっかくのお洒落な服や靴が雨で濡れると嫌だから今日は中止にしない?」というようなことを言っています(言ってないですが)。
勿論100%これだと決めつけることは出来ませんが、大体こういうことを察してもらおうとしている可能性が極めて高いです。
なのでこのような場合、最もNGなのが、
「気を付けて来てね!会えるの楽しみにしてるよ!」
というような返事です。女性が「服や靴が濡れるのが嫌だ」と言っているのに「雨でも来いよ」と言っているからです。
ですのでこのような場合、あなたがやるべきことは、女心がわかる男性になりきって、
「服濡れちゃうね」
「雨で靴ダメになっちゃうね」
のように、女性が言いたそうなことを先回りして言ってあげることです。
いきなり結論を出さずにワンクッション入れて会話を広げ、女性の反応を確かめるようにしてください。
そして女性の反応を見てから、「また今度にしようか?」と別の日を提案したり、「車で迎えに行くよ。地下駐車場から入れるレストランがあるから、そこで食事しよう」と雨に濡れないですむデートプランに変更するなどしてください。
すでにあなたが女性の家に上げてもらえる関係なら「君の家でDVD観ようか」もOKです。
せっかく頑張ってデートの約束を取り付けたのに「また今度にしようか?」と言うのは、物凄く苦しいと思いますが、がっついてくる男性を女性は嫌います。
無理やりデートを決行するより良い結果につながることもあることを覚えておいてください。
これとこれ、どっちがかわいい?
女性と買い物をしているとき、赤いバッグと黒いバッグを見せられ、
と聞かれたら、あなたはどう答えればいいでしょうか?
99%の男性はこの時、頭の中で、「どっちがかわいいかを聞かれてるんだから、赤と黒だったら赤のほうがかわいいだろう」と考えて結論を出し「赤」(または別の結論を導き出して「黒」)と答えます。
しかしこのように答えると女性は不機嫌になり、男性は、聞かれたことに答えたのに不機嫌になられて不愉快になります。
この場合、あなたのやるべきことは、女心がわかる男として、
「黒は高いなー」
「赤は留め金が安っぽくね?」
「黒のほうが色々合わせやすいよね」
「今日の服だったら断然、赤だね!」
「素材は黒のほうがいいもの使ってるよね」
「向こうの黄色もかわいくない?」
のように、両方のバッグについての特徴や感想を述べることなのです。
男性の会話は最短距離でゴールすることが目的ですが、女性は会話のラリーを続けること自体が目的だからです。
一言で結論を出されるとラリーを打ち切られたと感じて女性はつまらないのです。
女性はそもそも結論を求めていないので、男性の感覚ではぐだぐだ言って何も決まらなくてイライラするくらいで丁度いいのです。
7回デートしたのに、女心を理解した会話ができなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか?
女心がわかる男性になる会話のコツは、女性の卑怯な性質を押さえることです。
卑怯というのは次の2点です。
- 女性は責任を取りたがらず他人に決断させようとする
- 女性は自分が悪者にならないことを優先させる
また、女性は会話のラリーを続けること自体が目的なので、ぐだぐだと何も決まらなくてイライラするくらいで丁度いいと思っておきましょう。