内気な女性の落とし方(やってはいけないこととやるべきこと)

内気な女性にやってはいけないこととやるべきこと女性心理

内気な女性はその特徴を加味した正しい落とし方があります。

内気な女性と仲良くなりたいなら、絶対にやってはいけないことがあり、まずはこれを押さえる必要があるのです。

内気な女性にやってはいけないこととやるべきことについてお話します。

内気な女性にやってはいけないこと

内気な女性にやってはいけないことは、内気な印象がすると伝えることです。

「暗いね」とか「もっと明るくなりなよ!」などの言葉を浴びせるのは問題外ですが、そこまで酷くなくても内気な女性にわざわざそんなことを言ってはいけないのです。

具体的には、

「君って内気なんだね」
「いつもそんなに大人しいの?」

などの発言です。

このような場合、その女性が「ええ~、そうですか~?」みたいにヘラヘラ笑っていたとしても、心は深く傷ついていることが多いです。

少なくとも、これを言われてあなたに良い印象を持つことはまずありません。

内気=悪?

内気に見える女性に「内気だね」と言ってはいけない理由は、それを言われた女性が「自分を否定された」ように感じてしまうからです。

なぜ、内気と言われたことが否定に感じるのかというと、日本では男女問わず、内気な人はその性格を否定される環境で育てられてきているからです。

日本の学校では、休み時間に一人で本を読んでいたりすれば、先生に「校庭でみんなと遊びなさい」と注意されます。

学校というのは、

  • 明るく
  • 元気よく
  • みんな友達

という、親や教師から見た「理想的な」子供像を押し付けられる場所なのです。

口では個性は大事と言いながら、内気な個性を認めない教師たちの元で、「外交的にならなければならない」という価値観を植え付けられた子供は、「内気は直さなければならない」と思うようになります。

つまり、「自己否定」です。こうして日本では、内気な性格に生まれた人は子供のころから内気な自分はダメだと思い込むように矯正されてしまうのです。だから内気な女性に「内気だね」と言ったら「ダメ出し(=私の個性を否定)された」と思われてしまうのです。

社交的で明るいのは鈍感なだけ

しかし、ここで改めて考えてみたいのが、本当に内気な性格は悪なのかということです。

作家の橘玲は著書「もっと言ってはいけない」の中で、「セロトニン運搬遺伝子」と脳の「偏桃体の反応」の違いという観点から、

内向的なのは「人ぎらい」なのではなく、相手の微妙な反応を読み取ろうとして疲れてしまうからで、社交的で明るく見えるのは、相手の反応を気にしない鈍感さから生まれるのだ。

と述べています。

セロトニン運搬遺伝子がSS型の人は、外部の刺激に対して偏桃体が敏感に反応します。相手の顔色を伺う能力に優れているので、多くの情報を読み取ります。それゆえ人と接することで疲れてしまうので結果的に内向的になります。

逆に、外交的で明るい人は、要するに相手の気持ちがわからないほど鈍感なので社交的に見えるだけなのです。

そしてそれは遺伝子レベルで決定されているのです。

内向的な人に外交的になりなさいというのは、「お前のセロトニン運搬遺伝子はSS型でダメだから、LL型になれ!」と言っているのと同じなのです。そんなこと出来るわけがありません。

しかも、敏感な人をつかまえて、「相手に嫌われていても気付かない鈍感な人間になれ」と言っているわけですから、滅茶苦茶です。

内気な女性にやるべきこと

「最初の印象と違った」

内気な女性と仲良くなるためにあなたがやるべきことは、「最初の印象と違った」という意見を伝えることです。

嘘でもいいから、明るくて楽しい人だねという意見を伝えてあげるのです。

具体的には、

「なんか話しやすい人だね」
「君と話してると楽しいから喋り過ぎちゃうな」
「最初箱入り娘かと思ったけど、話してみたら全然違ったわ」

などの言葉をかけてあげてください。

なぜこのようにするのがいいかというと、内気な女性というのは人と接する時は自分なりに明るく、楽しく見せるように努力しているものだからです。

自分なりに精一杯頑張っているのに、相手から「おとなしいね」と言われたらショックです。努力しても無駄なんだと思い、余計に閉じこもってしまいます。そして99%の男性はこのような対応しかしていないのです。

しかしあなただけは、明るく見せようと頑張っている彼女に気付いて、「明るい人だね」と認めてあげるのです。

内気な女性にとって、どちらの対応が嬉しいかどうかはわかるはずです。

性格は他者からの刷り込み

人の性格は、持って生まれた性格もありますが、他者からの刷り込みという要素があります。

小さいころから「お前は凄い!」と言われ続けていれば自信家になり、「お前はダメだ!」と言われ続ければ内向的な傾向が強くなります。

内気な女性は、もともと活発ではなかったにしろ、周囲から「おとなしいね」と言われ続けることで大人しい人として自分を設定してしまっているのです。それが自分だと思ってしまっているので、明るくしようとすると違和感を感じ、元に戻るのです。

しかし、多くの内気な女性は、少なくとも出会いの場においては、明るく見せようと頑張っています。

内気な女性と仲良くなるためには、あなたがそれに気付いてあげることが欠かせないのです。


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いかがでしたか?

内気な女性と仲良くなりたいなら、内気な印象がすると伝えてはいけません。

内気な女性は、自分なりに明るく見せようと努力しているので、仲良くなるには、あなたがそれに気付いてあげることが大切です。