恋愛と結婚は違うと考える女性は少なくありません。
男性と女性では結婚に対する考え方や心理に違いがあり、多くの男性はそれを理解できていません。
恋愛と結婚は違うと考える女性特有の心理についてお話していきます。
恋のはじまりと恋愛ホルモン
多くの女性は恋愛がはじまるとき、
- なぜだか惹かれたから
- かっこいいから
- リッチで奢ってくれたりプレゼントしてくれるから
- 私を大好きだと言うから受け身で
などの色々な理由で付き合い始めます。悪く言えば、後先考えずに恋に落ちているのです。
そのとき女性の頭の中にあるのは「彼をもっと知りたい」だけです。恋に落ちて脳内に恋愛ホルモン(PEA:フェニルエチルアミン)が出まくっている状態だからです。
よく「恋愛はもって3年」と言われますが、長くて3年、ほとんどは3年以内、早ければ数ヶ月で終わることも珍しくありません。
お互いに恋愛ホルモンが出ている状態なら恋愛は続きますが、どちらか一方の状態が変われば、そこで終了してしまうのです。
恋愛が終わるとき
女性の脳内ホルモンが終止符を打ってしまうのは、この人を信じているとバカを見ると気付いたときです。
- 頼りがいがない
- 浪費家だった
- 浮気症だった
- 秘密を持っていた
- 嘘つきだった
- 貢がせるだけ
などのマイナス要素があると女性は我に返ります。「今は他にいないから一応付き合うけど、この人と結婚はムリ」と、冷静な判断をしてしまうのです。
突き詰めると、どの要素も「信頼を裏切られた」という点で共通していることがわかります。
逆に、女性から「この人は裏切らない」と認識してもらえた場合は、恋愛の熱が冷めても大切に付き合い続け、結婚を考えるような関係になっていきます。
楽しいからするのが恋愛
女性も男性と同じように、ケンカすることはあっても、基本的に会って楽しい相手なら次も会いたくなります。
しかし、会っても楽しくなくなると、女性はだんだん失望していきます。自然に次の恋を求めるようになり、新規の出逢いに心が揺れます。
結局のところ、恋愛は楽しいからするものなのです。
結婚はあなたと過ごす未来への投資
このように、楽しいからするのが恋愛ですが、女性にとって結婚はあなたと過ごす未来への投資という性質があります。
女性が結婚を意識する相手とは、その人と一緒にいること自体に夢や未来を感じられる人なのです。
次のような計画を立てるのも女性はワクワクします。
- 半年間同棲してみて合うようなら結婚しようかな?
- 彼の近所に引っ越して毎日会えるようにしようかな?
- 彼を妹に紹介したいな。いつがいいかな?
TDLやUSJに行く楽しさとは違いますが、未来へのステップという感じで夢が開けていきます。
女性が結婚を意識しているのであれば、どこか楽しい所へ出掛けるようなデートをしなくても、あなたと未来を語るのが楽しいと感じるようになります。
結婚のポイントは自分と相手の釣り合い
一般的に男性は、自分と相手が釣り合っているどうかはあまり考えません。俺が彼女の一番だと信じて疑わないからです。
しかし女性は、恋愛も結婚も釣り合いを大事にします。特に、結婚においてはよりシビアになります。
具体的には、
- 学歴
- 見た目
- 住んでいる家
- 服の趣味
- 職業
などを厳しくジャッジするのです。これらがあまりにも格下の相手だと「何が悲しくてあんな男と?」と周りの女友達からハズされてしまうからです。
逆にあまりにも格上の男性だと、気苦労が多そうだからやめておくという女性も少なくありません。
釣り合いにパスしなくても恋愛はできるけど、結婚はムリと考えるのが女性なのです。
そのため、女性は不釣り合いな男性を好きになってしまったら、極力秘密にしようとします。
知り合いにバレないように遠方で会ったり、家族や友人にも紹介しません。勿論、よほどのことがないと結婚は視野に入れません。今だけ一緒にいられれば良いのです。
このような場合、付き合うことは出来ても長続きは難しいと言えます。
女性はもともと釣り合いに合格した男性を選ぶことが多いですが、結婚となると最終的に自分よりちょっとだけ上のランクの相手を選ぶ傾向があります。
その意味において、もし別れた彼女が結婚を考えて復縁を願い出てきたりしたら、あなたのことをやっぱり高得点だったと判断しているということになります。
恋愛と結婚は別と考えている女性と7回デートした男性の末路はこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら
いかがでしたか?
「恋愛はその時だけのもの」「結婚は一生もの」。これは男性も女性も変わりません。
しかし女性は、「一緒にいること自体に夢や未来を感じられるかどうか」「自分と釣り合っているかどうか」がクリアにならないと結婚というステージには進めません。
この女性特有の心理を理解しておくことが大切です。