女性は押しに弱いと言われますが、押したのに失敗することがよくあります。
押すだけなら誰でも出来ます。押しに弱いといっても、押しさえすればいいという意味ではないのです。
女性は押しに弱いという本当の意味を、タイミングの観点からお話しします。
押す=決断をうながす
押しという行為を押される女性の側の心理から考えると、決断をうながす行為と言うことが出来ます。
押すことで、女性の決断をうながすことが出来るのです。
しかし、多くの男性は、押してはいけないタイミングで猛烈に押してしまい、逆に女性を遠ざけてしまっています。
女性に拒否されてどうにもならなくなった時に「女性は押しに弱い」という言葉を思い出して、すがるように押してしまう男性が本当に多いのです。
押すと失敗するタイミング
押すと失敗するタイミングというのは、具体的には、
- 告白して断られた
- デートに誘って断られた
- デートしたのに連絡が取れなくなった
などのことです。
女性に何かを拒否され「このままでは彼女を失ってしまう」と恐怖を感じた瞬間、最後の望みを託して猛烈に押し始めてしまうのです。
しかし、この時、女性の目に映るのは、「私を失うことが怖くて、私にすがってくる弱いオトコ」。こんな情けなくて弱い男性に、女性は魅力を感じてはくれないのです。
押すと有効なタイミング
反対に、女性を押すのが有効なタイミングはいつかというと、女性があなたとの決断を迷っている時です。
女性心理を考えると、女性が押しに弱いのは迷っている時だけなのです。
人間は100%無理なことについては迷いません。
友達に「100万円貸して」と言われたら迷わず断りますが、「次の給料日まで5万でいいから貸してくれ」と言われたらどうでしょうか?
- 5万くらいなら……
- ちゃんと返してくれるのなら……
- 友達であってもお金の貸し借りはよくないかな……
などと考えたりしないでしょうか?
もしこのようにあれこれ考えるのであれば、それは迷っている証拠です。繰り返し頼まれたら断りきれず貸してしまうかもしれません。
女性を押すのはまさにこのようなタイミングなのです。
押されたから女性が一歩踏み出した
具体的に女性を押すべきタイミングは、女性が、
- あなたとの関係を進展させるか
- もっと慎重にいくべきか
を迷っている時です。
このように女性が迷っているタイミングで、女性の決断を引き寄せるために押すのです。
「押されたから女性が一歩踏み出した」という形をつくることで、女性は自分に言い訳ができるようになります。これが重要なポイントです。
女性は決断が苦手で、責任を負うことを避けようとする性質があります。女性ばかりの会議は結論が出ず、先に進みません。
あなたが押すことで「確定」させるのです。
この場面で変に紳士的になって押せない男性は、確定させることが出来ないので、女性は離れていきます。
踏み込んでこない男性
押せば効果的なのに押せない男性は、女性から見れば踏み込んでこない男性です。
女性はがっついてくる男性が嫌いですが、怖がって踏み込んでこない男性もまた嫌いです。真面目で誠実な「だけ」の男性がモテない原因がこれなのです。
押すと有効なタイミングなのに押さないことで、女性があなたに心を預けるタイミングを逃してしまうため、いつまでも男女の関係になれなくなるのです。
あなたが悪者になってあげる
女性と付き合うことを確定させるためには、あなたが悪者になってあげることが必要です。
女性は社会的な価値観から恋愛に積極的になれない世界に生きていて、恋愛を進展させるリスクは男性に取ってほしいと考えているからです。
- 彼に押されたから付き合った
- 彼に押されたからキスした
- 彼に押されたから抱かれた
このように、女性が自分に言い訳ができる状況を作り出すことで成功確率が高くなります。
女性が自分に言い訳できる状況を作るために、あなたが押すことで悪者になってあげる必要があるのです。
女性が「私を抱いてください」なんて思っていたとしても、そんなこと言ってくれるはずがありません。「私はそういうつもりじゃなかったんだけど、彼が……」という体にしておくことが重要なのです。
女性は押しに弱いという本当の意味は、迷っているタイミングで押せば効果的ということなのです。
7回デートしたのに、押すことで女性に踏み込めなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか?
女性は押しに弱いと言われますが、押して失敗するタイミングと、押すと有効なタイミングがあります。
告白して断られた時などは押すと失敗するので押してはいけません。
女性があなたとの決断を迷っている時は押しが有効になります。
女性は押しに弱いという本当の意味は、迷っているタイミングで押せば効果的ということです。