女性は好きな人を困らせたい生き物。男性をわざと怒らせたり嫉妬させるのはお手の物です。
しかし、女性はなぜ好きな人を困らせるのでしょうか? 実は動物的で本能的な女性の性質と関係があります。
好きな人を困らせる女性の心理と対処法についてお話ししていきます。
女性が好きな人を困らせる心理
好きな人を困らせるというのは矛盾しています。しかし、この矛盾した行動をする女性は少なくなく、彼女持ちの男性は困惑させられます。
考えてもわからないので、「女性は神秘的」などと思ってしまう男性もいますが、女性は別に神秘的ではありません。
なぜかというと、女性はただ本能的に行動しているだけだからです。
女性の本能的な行動
女性が好きな人を困らせる心理は「愛情の確認がしたい」からです。よって、彼女があなたを困らせる間はまだ愛情がある証拠であり、あなたの愛情を求めているといえます。
これは意識的・自覚的にしているのではなく、女性の遺伝子に刻み込まれた無意識的・本能的な行動です。女性は男性を困らせることで愛情を確認するよう作られています。なぜかというと、女性にとっての恋愛はその先に妊娠・出産がある一大事だからです。
サッと出して終わりの男性と違い、女性は妊娠・出産によって活動の自由が大きく制限されます。出産にあたっては生命を落とす危険もあるし、無事に産まれたとしても母子ともにパートナーのサポートがなければ生存の確保が難しくなります。
女性は、そのような状況でも逃げ出したりせずに対応してくれるパートナーを見極める必要があるのです。
女性は常に男性の愛情を確認します。その手段のひとつが「男性をわざと困らせる」なのです。
好きな人を困らせる女性のパターン別心理
男性を困らせる女性にありがちな言動を例に、その背後にある心理を見ていきたいと思います。
「もう別れる!」
「もう別れる!」は、あなたを困らせて愛情を確認したい、あなたに引き留めてもらいたい心理の現われです。
女性が本気で別れる時は何も言わずに「乗り換え」ます。
女性は、下手に別れ話を切り出して面倒なことになるのを避けるので、いちいち「別れます」などと教えてくれません。黙って次を探して、新しい彼氏ができたら突然あなたの元を去っていきます。
別れると決めた相手が傷付いても「関係ない」と女性は考えます。
「もう知らない!」
「もう知らない!」は、女性が一時的に自暴自棄になっている状態です。基本的に、あなたに不満があって改善してほしいということですが、対処するタイミングが重要になります。
この状態の女性は沸騰したやかんのようなものです。沸騰したやかんを対処しようとしても火傷するだけ。冷めるまで放っておくしかありません。それと同様に「もう知らない!」状態の女性は、距離と時間をとって落ち着くのを待ってください。
怒りの感情は強いですが長くは続きません。放っておけば怒ってるのがばからしくなったり、冷静に考えると怒っていた自分が恥ずかしくなってきます。それまで待ってから話を聞けばOKです。
「大丈夫」「何でもない」
「大丈夫」「何でもない」は、「私が我慢するけど、大丈夫じゃないからね」という意味です。
女性は、大丈夫という言葉であなたに不満があることを伝えているのです。政治家の言う「前向きに検討します」が「何もしない」という意味なのは有名ですが、それと似ています。
はっきり言うのを嫌う女性は、時おり政治家の答弁のような発言をします。言葉どおりに解釈すれば何もしなくていいことになりますが、実際はあなたの態度が改善するのを女性は期待しています。
犬が吠えるのと同じ
女性が男性を試すのは犬が吠えるのと同じです。犬に「吠えるな」といってもやめてくれないように、女性に「人を試すようなことはやめなさい」と言ってもやめてくれません。
職場など社会的な関係性の相手にはやりませんが、親しい友人や恋人など、距離が近くなるにつれて女性は男性を試すようになります。そういう仕様なので今後も治りません。
男性をわざと困らせ、怒らせるようなことを言ってしまった場合、後になって当の女性本人も「悪いことをしてしまった…」と後悔していることが多いです。
好きな人を困らせたい女性の本質的な対処法
好きな人を困らせるような態度は迷惑なので、できればやめてほしいと思う男性は多いと思います。しかし、それは女性が女性らしい証拠であり、無理にやめさせようとするのは女性を男性化させることに他なりません。そんなことをしようとしても無理です。
女性を男性化させるのではなく、女性はそういうものだと女性の性質をわかった上で、女性と付き合うのか付き合わないのかを決めてください。
言い換えると「女性に幻想を抱いてはいけない」ということです。女性が美しいのは外見だけです。中身はあなたと同じように自分の利益優先、自分が得になるように行動します。妹がいる人はよくわかるかもしれません。
ホストは女性に幻想が全くありません。美人でも特別視してないので、結果的に美人にモテます。この仕組みがわかれば、結果的に恋愛での成功が近づきます。女性に幻想を抱いてはいけないのです。
7回デートしたのに、女性に幻想を抱いていた男性の末路はこちらからご覧ください。
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まとめ
女性が好きな人を困らせる心理は「愛情の確認がしたい」から。
これは女性の本能的な行動なのでやめることはない。
女性は距離の近い男性を困らせる生き物なので、そういうものだと理解した上で付き合うか、付き合わないかを決める。