女性がすぐ泣く理由と正しい対処法

女性がすぐ泣く理由と正しい対処法女性心理

男性が泣く時は、悲しい、感動したなどのように理由がはっきりしています。

しかし、女性はすぐ泣くので、男性は女性が泣く理由がわかりません。なぜ女性すぐ泣くのでしょうか?

女性がすぐ泣く理由と正しい対処法についてお話していきます。

女性が泣く理由は感情が動いているから

女性が泣く理由は、感情が動いているからです。感情が強く動くと、女性は涙が出るようになっているのです。

男性は「悲しいとき」「悔しいとき」「嬉しいとき」「感動したとき」など、自分が泣いている理由が自分でわかっています。なぜ泣いているのかを「説明」することもできます。

しかし、女性は自分がなぜ泣いているのかを説明することはできません。男性のように一つの感情だけで泣いているのではないからです。

感情が強く揺り動かされれば、女性はどんな場面でも涙を流します。

女性は理由があって泣いているのではないのです。

女性の涙は汗と同じ

女性の涙は汗と同じ生理現象です。汗はかこうとしなくても出るように、女性も泣こうとして泣いているのではありません。意志の力で止められないのも汗と同じです。

汗をかいている人がいたら「暑いんだな」と思うと思いますが、それと同様に泣いている女性がいたら「感情が揺れ動いているんだな」と思うだけで問題ありません。

そこに理由を見出そうとするほうが間違っているのです。

time will tell/宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの「time will tell」という曲があります。作詞・作曲ともに宇多田ヒカルさん自身による作品です。

この曲の歌詞の一番の出だしは、10代の女性が泣く気持ちを、等身大のリアルな言葉で表現していて、とても伝わってきます。

その部分を読んで「じゃあ、何で泣いてるの?」と聞きたくなる人もいるかもしれませんが、そんなことは泣いている本人もわかっていないのだから、答えようがないのです。(歌詞は検索すると見れます。)

※ここまで「女性の涙は理由はない」とお話してきていますが、身内に不幸があった場合などのように、理由や原因がはっきりしていることも勿論あります。誤解する人はいないかと思いますが、念のため補足しておきます。

女性の涙に弱い男性

多くの男性は女性の涙に弱いものです。女性の涙を美しいとするような社会の風潮もあります(男性は「男のくせに泣くな!」と育てられます)。

女性と口げんかになり、女性が泣いてしまったときなどは、「泣かせちゃったよ……」とうろたえてしまいます。

男性は、自分が人前で泣くことがほとんどないので、「涙を流すなんて一大事に違いない!」と大げさに受け取ってしまうのです。

想定外の事態が起きたことでうろたえてしまうのですが、女性にとっては(大変は大変ですが)それほど大ごとではないのです。

嘘泣き

一部の女性は涙が出たことを利用して交渉を有利に進めるための武器として使うことがあります。

いわゆる「嘘泣き」です。

すでにお話したように、女性が泣くときは、「悲しいから」のように理由がはっきりしているわけではありません。

一部の女性はそれを逆手に取って、「涙を流すくらい傷付いたのよ!」と、自分の要求を押し通す武器にしてしまうのです。

男性は自分が人前で涙を流すくらい傷付くのは余程のことなので、女性にこのように言われると、とんでもない過ちを犯してしまったように思ってしまいます。

しかし、これは正しい対処法とは言えません。

よく言われることですが、女性の涙にだまされてはいけないのです。

女性が泣いたときの正しい対処法

女性が泣いたときの対処法は「涙をスルーする」ことです。

逆に女性が泣いたときに最もやってはいけないことは、「どうしたの? どうして泣いてるの?」などと質問して原因を取り除こうとすることです。

女性は自分でも泣いている理由がわかっていないので、原因を取り除けば泣くのをやめてくれるというものではないからです。

泣いたからといって急に優しくしたり、なんで泣くんだと怒ったりするのもいけません。あくまで「涙」はスルーしてください。

※繰り返しますが、身内に不幸があった場合などはこれとは別です。

沸騰したやかんは冷めるのを待つ

泣いている女性は沸騰したやかんと同じです。下手に対応しようとして触ると火傷します。

やかんに向かって「なぜ沸騰しているんだ?」と聞いても答えてくれないように、女性にどうして泣いてるのと聞いても答えてくれません。

女性はいろいろな感情が揺り動かされ沸点を越えると涙が出るのです。沸騰したやかんは冷めるまで待つしかありません。

いかがでしたか?

女性が泣く理由は感情が強く揺り動かされているからです。感情が動くと女性は涙が出るのです。

「悲しいから」「傷付いたから」というように説明ができるものではありませんが、男性は自分がそうではないから一大事が起きたように受け取ってしまいます。

泣いている女性は、説明できない感情があふれ出している状態なので、落ち着くまで待つようにしてください。