察してちゃんの女性の特徴と正しい対処法

察してちゃんの女性の特徴と正しい対処法 女性心理

察してちゃん、察して系女子と呼ばれる女性がいます。

言わなくても察してほしいというのはめんどくさい女性かもしれませんが、実は、日本の女性が察して系になってしまうのは仕方ない面も多いのです。

察してちゃんの女性の特徴と正しい対処法についてお話します。

察してちゃんの女性の特徴

察してちゃんの女性は、次の4つの特徴があります。

自分の領域・他人の領域

察してちゃんの女性は、「自分の領域」と「他人の領域」の区別がつきにくい特徴があります。「察する」ことが当たり前の前提になってしまっているので、「伝えなければわからない」ということを知らないのです。

察し合いが前提になってしまうと、「自分の領域」と「他人の領域」の区別がつかなくなります。

領域意識の欠如は「アナタのことは私が一番わかっている」といった感覚につながり、他人に口出しするようになります。頼んでもいないのに勝手なアドバイスをしたり、どうでもいい商品をオススメしてきたりします。「自分は自分、人は人」と線を引くことができないので、健康な人間関係を築くのが難しくなってしまいます。

基本は「いい子」

察してちゃんの女性は、基本的にいい子として育ってきていることが多いです。

女性は、子供のころから「女らしさ」を求められます。そのひとつが「細やかな心遣い」。これは要するに、相手の顔色を読んで察しろということです。

顔色がうまく読めると「気がきく」「さすが女の子ね」と褒められます。親の言うことをよく聞くいい子ほど、親の期待に応えて「察する」能力に磨きをかけていきます。

これを繰り返すうちに、次第に「それは誰の領域なのか」ということがわからなくなってしまい、「言わなくてもわかってくれているはず」という思考が当たり前になってしまうのです。

自分が否定されたと感じる

察して系の女性は、自分と違う意見や価値観の人を見ると、自分を否定されたように感じます。「自分の領域」と「他人の領域」の区別が曖昧だから生じる現象です。

否定された相手を敵と見なし感情的に攻撃します。その攻撃は「正論」という形をとり、「私は~と思う」ではなく、「普通は」「一般的に」といった言い方が好まれます。自分の正論に賛同が得られると勝利宣言して満足します。

例えば、働きながら子育てしている芸能人のSNSに「3歳までは子供と一緒にいてあげないと可哀そう」のようなリプをするような女性は、SNSの投稿を見たことで、子供のために仕事を辞めた自分や、子供がいない自分を否定されたように感じていることがあります。

他人が働きながら子育てしているのは「相手の領域」のことであり「自分の領域」には関係ないのですが、あたかも自分の領域を侵害されたように感じてしまうのです。

お母さん病、お姉さん病

自分の領域と他人の領域の区別がつかない察して系の女性は、「お母さん病」、「お姉さん病」を発症することが多いです。

「アナタのためを思って」他人のことに口出しするようになります。

しかし、これは女性の立場からすると仕方ない面もあります。多くの男性は、女性に「気が利くこと」や「細やかなこと」を求めるからです。

そのような女性らしさは、ある程度、相手の領域を侵害することが必須であり、そうすることで女性としての評価が上がります。相手の領域を侵害することを推奨されているのだから、女性はその期待に応えているだけかもしれません。

察して系の女性は、積極的に女性らしい(とされている)役割を演じている女性でもあるのです。

察して系の女性の正しい対処法

察して系の女性の正しい対処法は、女性が女性らしいことを喜べる男性に進化することです。

領域意識が希薄という察して系の女性の特徴は、実は、虐待やいじめに遭った人の特徴と似ています。人から傷付けられてきた人は、他人に自分の領域に踏み込まれることに慣れているので、「自分の領域」が尊重されるべきということがわからないのです。

正直、めんどくさい女性なので、それほど大事でない女性なら距離を置くのもひとつの方法です。しかし、大事な女性であればそうもいかないと思います。もしそうであれば、「そういうもの」として付き合っていくしかありません。

女性が女性らしいことを喜べ

女性が女性らしいことを喜べる男性に進化してください。

女性が察してもらおうとするのは、犬が吠えるのと同じように、女性が女性らしい証拠だからです。

犬に「吠えるな」と言っても無理なように、女性に「察してもらおうとするな」と言っても無理です。女性に「察し合い」をやめさせようとすることは、女性を男性化させることに他なりません。あなたはヒラリー・クリントンみたいな女性が好きなんですか?

男性よりも男性らしいとされるヒラリーみたいな女性が好きならそれでいいです。しかしそうではなく、女性らしい女性が好きなのであれば、察してもらおうとする彼女を可愛いと思える男性にあなたが進化することが大切です。


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いかがでしたか?

察してちゃんの女性は、「自分の領域」と「他人の領域」の区別がつきにくい特徴があります。

しかし、女性は幼少期からよく察することを求められているので、それを責めるのはよくありません。

察してもらいたがるのは女性が女性らしい証拠です。そんな女性らしさを可愛いと思える男性に進化することが重要です。