女を捨てるような男はサイテーかもしれません。しかし、優しいだけの男性ほどモテないという現実があります。
この矛盾は女性の本能に原因があります。
優しい男性に必要なのは「女性を捨てる」エネルギーを持つことなのです。
女を捨てるような男がモテる理由についてお話します。
女性が持つ本能的な2つの恐怖
なぜ「女性を捨てる」エネルギーを持つことでモテるようになるのかは、女性が持つ本能的な2つの恐怖を知ることでわかるようになります。
「選ばれなかったらどうしよう」
女性が本能的に感じる恐怖の1つ目は「選ばれなかったらどうしよう」という恐怖です。
女性と一緒に街を歩くとわかりますが、レストランや電車の中など、いたる所で他の女性をかなりチェックしています。
他の女性が店に入ってきたり電車に乗ってきた瞬間、細部にいたるまで舐めまわすようにチェックするのです。男性が女性を見る目とは明らかに様子が異なっています。
これこそが恐怖を感じている証拠です。
なぜかというと、このチェックには次のような心理が隠されているからです。
- 「他の女性が自分より優れていたら嫌だな」
- 「優れた女性と一緒の空間で比較されたら嫌だな」
- 「自分より優れた女性だけが男性に選ばれたら嫌だな」
女性の生物としての最大の仕事は、より優秀な遺伝子を持つ男性と協力して優秀な子孫を残すことです。
しかし、男性に選ばれなければ子孫は残せません。
女性は常に、男性に選ばれない=子孫を残せなくなるという本能的な恐怖を持っているのです。
「捨てられたらどうしよう」
女性が本能的に感じる恐怖の2つ目は「捨てられたらどうしよう」です。
女性は男性と比べて、やたらとグループやコミュニティに所属したがり、メンバーとコミュニケーションを密にしたがります。
繋がりを維持すること自体が強い関心の対象なのですが、その理由は女性が受け継いでいる遺伝子に関係があります。
ヒトがまだ狩猟・採集で暮らしていた時代、男性が狩りに出てしまった集落で孤立することは死を意味しました。
女性と子供だけになった集落では、集団で過ごすことが外敵から身の安全を守るための最大の方法だったのです。
そのため女性の遺伝子には「守ってくれる仲間が必要」と刻まれています。
この遺伝子レベルの欲求が、彼女たちを横の繋がりを維持する方向に駆り立てるのです。
女性は男性に守られたい
この2つの恐怖を踏まえると見えてくるのが、結局のところ女性の本能は男性に守られながら安全に子供を育てることを望んでいるということです。
女性はグループに属してより高い安全を求めてはいますが、やはり男性に捨てられてしまうことは最大のリスクだと認識し、恐れているのです。
このような女性の性質を理解した上で、あなたがやるべきことは次のようになります。
「捨てるぞ」というエネルギー
あなたがやるべきことは「捨てるぞ」というエネルギーを女性に与えることです。
基本として、女性に魅力を感じさせたいのなら女性に認められようとしてはいけません。
認められようとしないというのは要するに媚びないということであり、女性という存在を重要視しない(ように見せる)ということです。
何故この態度が女性に魅力を感じさせるかというと、そこに女性特有の恐怖が潜んでいて、その恐怖をダイレクトに煽っているからです。
女性が本能的に恐れている「選ばれなかったらどうしよう」「捨てられたらどうしよう」という恐怖に対して「捨てるぞ」というエネルギーを与えることにより女性は守りに入ります。
恋愛の主導権があなたに移るのです。これが、女を捨てるような男がモテる理由です。
魅力の源泉
女性が男性に魅力を感じる源泉は「感情が揺れること」です。
自分の感情をぐらぐら揺らされる男性に女性は魅力を感じるのです。
多くの男性は好きな女性には最大限優しくします。そうすることで女性に好きになってもらおうと頑張ります。そして「キモい」と思われて女性に逃げられます。
女性に与える感情が優しさ1本しかないからダメなのです。
女性の感情を揺らすには何本もの感情にさせることが必要です。恐怖もそのひとつです。
抵抗を感じるかもしれませんが、そういう本能を刺激される男性を女性は魅力的だと思ってしまうように出来ているのだから仕方ありません。女性はそういう男性を選ぶ生き物です。
「俺のほうが優しいのにどうして?」と嘆いている男性ほどモテないという現実があるのはこれが原因です。
「いつも優しい男性」ではなく「優しいけど、時々冷たい男性」のほうが女性はイイのです。
ありがとういつも一緒にいてくれて
このブログの読者は真面目で優しい男性が多いので、これでもまだ女性に恐怖を与えることがいけないことのように思えている人も多いと思います。
しかし、女性は男性から「色々な感情にさせられること」を歓んでいるということを知るために、最後に女性の作者による口語短歌を紹介したいと思います。
ありがとういつも一緒にいてくれてたまに一緒にいないでくれて
佐藤真由美
歌人で編集者の佐藤真由美さんの作品です。
いつも一緒にいてくれる優しいだけの男性ではなく、たまに一緒にいない冷たさがイイという内容ですが、女性が書いたこういう作品に女性は共感しているわけです。
これと同様に、たまに「捨てるぞ」とエネルギーを与える男性のほうが女性はドキドキして愉しいのです。
7回デートしたのに、女性に恐怖の感情を与えられなかった男性のケースについてはこちらからご覧ください。
クロージング・テンプレートのレビューはこちら
まとめ
女性が本能的に感じる2つの恐怖
- 「選ばれなかったらどうしよう」
- 「捨てられたらどうしよう」
対策
- 「捨てるぞ」というエネルギーを女性に与える
女性は自分の感情をぐらぐら揺らされる男性に魅力を感じるので、何本もの感情を与えることが必要であり恐怖もそのひとつとして有効。