価値観を押し付ける人は相手本位で考えることが出来ません。
しかし、恋愛で大事なのは他者理解です。相手を理解しないような人がモテるわけがないのです。
価値観を押し付ける男性がモテない理由と、女性に好かれるための会話の極意についてお話しします。
価値観を押し付ける男性がモテない理由
女性と会話するときは、あなたから質問することが多くなると思いますが、その際、一部の男性は次のような状況になってしまっています。
女性「○○とか、○○とか。吉沢亮のドラマ大好き!」
あなた「ああ、そっち系か。俺全然興味ないわww」
相手の好きなものを聞いて、言わせておいてから否定する、非常に嫌な奴です。
文章で書くと「俺はここまで酷くない」と思うかもしれませんが、これと似たようなことをしている男性はとても多いのです。
自分に興味がないものや、よくわからないものを否定したり馬鹿にするような人間が人から好かれるはずがありません。そもそも人間性に問題があるからです。
特に女性は、不快なことを言われても、その場の空気を悪くしないために態度に表しません。だから余計に気付くのが難しくなります。
自分の価値感を押し付けている人間は、相手を不快にさせていることに気付くことすら出来ません。あなたは知らず知らずのうちに、女性に嫌われているかもしれないのです。
これが、価値観を押し付ける男性が絶対にモテない理由です。
女性に好かれるための会話の極意
価値観を押し付ける男性がモテない理由は以上ですが、この考え方は女性に好かれる会話をする上で非常に重要です。
なぜなら、女性に好かれるための会話とは、女性の価値観を否定しない会話だからです。
女性の話を「要するに」とまとめるなとか、アドバイスするなとか言われますが、これも女性の価値観を否定することにつながるからダメなのです。
人は自分の価値観が受け居られると満足を感じます。女性に「この人といると居心地いいなあ」と思ってもらうためには、女性の価値観を否定してはいけないのです。
具体的には、次の4つに注意するようにしてください。
女性が言ってほしいことを言う
女性に好かれるための会話の極意は、女性が言ってほしいことを言うということです。
AとBの2つの選択肢があったとして、あなたはAがいいと思っていたとしても、相手の女性がBが好きそうなら「B」と言ってあげるのです。
これは、厳密にいうと「嘘」かもしれません。しかし嘘だとしても、相手のためになる嘘ならどんどんついていったほうがいいのです。
相手のためになる嘘というのは、
女性「パスタかな」
あなた「俺も食べたかったんだよね!」
のような嘘のことです。
女性と仲良くなりたくて話しているなら、本当はパスタが嫌いでも、こう言っておいたほうがいいのです。相手の女性との関係が円滑になるからです。
女性が言ってほしいことを言うときは、次の点に注意すると上手くいきます。
あなたの価値感を押し付けない
女性が言ってほしいことを言うために重要なのが、あなたの価値感を押し付けないということです。
言い換えると、「相手は自分とは違う他人なんだ」という前提で考えるということです。
女性と仲良くなりたくて会話しているのに、わざわざ「俺と違うね」と指摘したりしても仕方ありません。それよりも女性の話を深く掘り下げ、どんな人なのかきちんと知ることが大事です。
相手が「中村倫也が好き」と言ったら(「どこがいいんだ?」と思ったとしても)相手が好きなのだからそれでいいのです。
会話をコントロールすることを楽しむ
このように、女性に好かれるための会話では、あなたの価値感を押し付けずに女性が言ってほしいことを言うことが重要になります。
しかしこれを行うと、自分の言いたいことを我慢している状態になるので、苦痛に感じる人もいるかと思います。
その気持ちはわかりますが、少し視点がズレています。女性に好かれるための会話は、自分が喋って楽しむものではないからです。
女性に好かれるための会話とは、女性との関係を円滑にするために、あなたが会話の流れをコントロールし、思い通りにコントロールできたことを楽しむものなのです。
この視点を持つことで、あなたの価値感を押し付けない会話の楽しさがわかってきます。
まず女性を受け入れる
女性にあなたを受け入れてもらうのは、相思相愛になった後です。
女性に好かれようと頑張っている段階であなたがやるべきことは、先にあなたが女性の価値観を認め、受け入れてあげることなのです。
順番でいうと、
- あなたが女性を受け入れる
- 女性が心を開く
- 女性があなたを受け入れる
この順番になります。
男性は女性にやすらぎや癒しを求めるので、最初から自分を受け入れてもらおうとしてしまいます。それは順番が逆です。
まずあなたが女性の価値観を認め、受け入れるようにしてください。それが出来ない男性に女性は心を開きません。
たとえあなたがアニメオタクや鉄道マニアでも、女性があなたに心を開いた後ならそれは受け入れらます。
そのためにも、女性に好かれるための会話の極意をマスターするようにしてください。
嘘は誰でもついている
最後に補足しますが、女性に好かれる会話をするためには嘘が必要です。
しかし、多くの人は、人間関係を円滑にするための嘘を日常的についています。
例えば職場の飲み会などで、上司があなたが興味のない将棋の話を始めたとします。その内容は、将棋に興味がない人にとっては苦痛でしかない話だったとします。
しかし、この場合あなたは上司に向かって「興味ない」とは言わないと思います。そのほうが人間関係が円滑になるからです。
人間関係を円滑にするということは、言い換えれば相手に好かれる努力をするということです。上司に嫌われたら明日から大変だから、実際にあなたはそれをしているのです。
それなのに、相手が女性になった途端に、なぜか相手に好かれる努力を放棄してしまうのです。
女性に好きになってほしいなら、女性に好かれる努力をしてください。
7回デートしたのに、女性に好かれる努力をしなかった男性の末路はこちらからご覧ください。
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いかがでしたか?
女性に好かれるための会話の極意は、女性が言ってほしいことを言うことです。
そのためには、あなたの価値感を押し付けないことが重要になります。
嘘をつくことになるかもしれませんが、相手との関係を円滑にするための嘘は誰でもついています。
自分の言いたいことを我慢する必要がありますが、自分が会話の流れをコントロールする楽しさがあります。